壊れてしまったり、ごみが詰まってしまって使用できなかったりする掃除機は、自治体のゴミ収集や販売店のサービスを利用して適切に処分する必要があります。
ヤマダ電機では小型家電リサイクル法に準拠した回収を受け付けており、店頭回収のほか宅配による処分方法も選べます。
本記事では、ヤマダ電機で掃除機を処分する方法と、費用やケーズデンキやエディオンでの処分について詳しく解説します。
- ヤマダ電機で掃除機を処分する具体的な方法
- ほかの家電量販店で掃除機を処分する方法
- 掃除機を処分する際の費用目安(比較表あり)
掃除機をヤマダ電機で処分する方法
ヤマダ電機では小型家電リサイクル法に基づく回収サービスを行っており、不要になった掃除機も店舗で引き取ってもらえる場合があります。
小型家電回収ボックスが設置されていれば無料で利用でき、ボックスがない店舗でもサービスカウンターにて回収に対応しています。
また、自宅から持ち込むのが難しい場合は、ヤマダ電機が実施している小型家電宅配回収サービスを利用して引き取りしてもらうことも可能です。
店舗によって条件や引き取り手順が若干異なる可能性も大いにあります。事前に最寄りの店舗へ問い合わせて確認してください。
店舗に持ち込む
ヤマダ電機の多くの店舗には小型家電回収が整備されています。掃除機を処分するのにかかる費用は1,100円です。店頭に持ち込めば引き取りに対応してもらえるので従業員に尋ねましょう。
回収方法や対象品目は店舗ごとに異なるため、持ち込み前に最寄りのヤマダ電機へ問い合わせておくと安心です。
- 回収ボックスの有無を確認
- 事前確認が安心
- 持ち込み準備
小型家電宅配回収で処分する
ヤマダ電機では、小型家電を一つの段ボールに詰め込んで宅配便で送れる宅配リサイクルサービスを提供しています。掃除機も対象製品に含まれており、段ボールに梱包して配送業者に渡すだけで処分可能です。
小型家電をまとめて送れるので、一度に処分したい方におすすめです。宅配で送れるダンボールのサイズに規定があるので、公式サイトで事前に確めておきましょう。
- まとめて回収可能
- 事前確認を忘れずに
掃除機を処分する方法
費用を節約したいなら自治体の粗大ごみ収集が有効ですが、指定場所までの搬出や運搬作業は自身で行う必要があります。持ち込み処分はその日に対応できるメリットがあるものの、車両への積み込みや運搬の負担が課題です。
不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで引き取りに来てもらえるので便利ですが、その分料金は割高になる場合もあります。
それぞれの特徴を理解してから依頼することで、効率よく捨てられます。
分解して不燃ゴミで処分する
小型のハンディクリーナーや一部の掃除機は、分解して自治体の不燃ゴミとして出せる場合があります。モーター部分や金属部品を分別し、プラスチック部は可燃ゴミで処理できるケースもあります。
自治体によって分別ルールが異なるため、必ず自治体のゴミ分別表を確認してください。
粗大ごみとして処分する
一般的なキャニスター型やコードレス掃除機は粗大ごみ扱いになることが多いです。粗大ごみ受付センターに申し込み、処理券を購入して収集日に出す方法が一般的です。
処分費用はおおむね300円〜800円程度と自治体ごとに異なります。
ヤマダ電機以外の店舗で引き取りしてもらう
ヤマダ電機以外でも、エディオン・ケーズデンキ・ビックカメラなど多くの家電量販店で小型家電リサイクルを実施しています。店頭に回収ボックスが設置されている場合は無料で処分できます。
各店舗で回収条件が異なるため、利用前に問い合わせましょう。
リサイクルショップに出品する
まだ動作する掃除機であれば、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらえる可能性があります。高年式や人気メーカー品であれば査定額がつきやすく、処分費用をかけずに済みます。
譲渡する
知人やフリマアプリ、地域掲示板(ジモティーなど)を通じて、不要になった掃除機を無償譲渡する方法もあります。
まだ使える掃除機を必要としている人に譲れば、資源の有効活用につながります。
不用品回収業者を利用する
大量の不用品と一緒に掃除機を処分したい場合は、不用品回収業者の利用が便利です。自宅まで回収に来てもらえるため、部屋から運び出したりゴミ捨て場まで運ぶ手間がかかりません。料金は数千円〜と業者によって異なるため、複数社から見積もりを取ることをおすすめします。
ヤマダ電機以外の家電量販店で掃除機を処分するには
掃除機は家電リサイクル法の対象外ですが、大手家電量販店でも回収サービスを利用できます。ケーズデンキやエディオンでは、買い替え時に旧掃除機を有料で引き取ってもらえるほか、単品回収にも応じる店舗があります。
ヨドバシカメラやビックカメラは、購入製品の配送時に不要品を同時に回収できるのが特徴です。コジマでも同様に、店舗持ち込みや新規購入時の引き取りに対応しており、料金は500〜1,100円前後が目安です。
家電量販店 | 回収対応 | 費用の目安 | 特徴・注意点 |
---|---|---|---|
ケーズデンキ | ◎ | 1,100円前後 | 買い替え時の引き取りが中心。単品回収は店舗ごとに対応が異なる。 |
エディオン | ◎ | 550円程度 | 購入時の引き取りや単品回収に対応。会員特典で割引がある場合も。 |
ヨドバシカメラ | ◎ | 1,100円前後 | 購入商品配送時に不要品回収が可能。オンライン購入でも依頼できる。 |
ビックカメラ | ◎ | 1,958円前後 | 宅配サービスも利用可。 |
コジマ | × | 不可 | 不可 |
掃除機の処分費用
ヤマダ電機の店頭で引き取りしてもらえば1,100円、宅配回収を利用すれば2,200円で捨てられますが、自治体の粗大ごみ回収は300円〜800円程度の費用がかかるのが一般的です。リサイクルショップや譲渡であれば逆にお金がかからず済むこともあります。
一方、不用品回収業者に依頼する場合は数千円〜1万円前後が相場です。どの方法を選ぶかによって費用に大きな差が出るため、自分の状況に合った方法を選びましょう。
処分方法 | 費用目安 | 特徴 |
---|---|---|
ヤマダ電機(店頭回収) | 1,100円 | 小型家電回収ボックスやサービスカウンターで受付。店舗によって対応が異なる。 |
ヤマダ電機(宅配回収) | 2,200円 | 段ボールに梱包して発送。複数家電をまとめて処分可能。 |
自治体の粗大ごみ収集 | 300〜800円程度 | 自治体に予約して収集。サイズによって料金が変動。 |
リサイクルショップ | 0円(買取の場合は収入になることも) | まだ使用できる掃除機なら買取の可能性あり。古いものは不可の場合も。 |
不用品回収業者 | 3,000〜10,000円程度 | 自宅まで回収に来てくれる。まとめて処分できるが費用はやや高め。 |
ヤマダ電機で掃除機を処分する際のQ&A
ヤマダ電機では掃除機の下取りサービスは原則行っていませんが、店頭に設置された回収ボックスやサービスカウンターを利用して処分することが可能です。
費用は500〜1,100円前後が目安で、宅配回収キットの利用も可能です。本章では捨て方や費用の違いをQ&A形式で解説します。
ヤマダ電機で掃除機を下取りしてもらえますか?
ヤマダ電機では、掃除機を下取りして値引きに充てるサービスは基本的に行っていません。
ただし、新しい家電を購入する際に不要になった掃除機を「引き取り処分」してもらうことは可能です。下取りではなく回収サービスとしての対応になるため、費用は1,100円が目安です。
最新キャンペーンや買い替え特典が行われている場合は例外的に下取りに近いサービスがあることもあるので、購入時に確認すると安心です。
ヤマダ電機で掃除機を捨てたいのですが、捨て方は?
掃除機は家電リサイクル法の対象外製品のため、ヤマダ電機では小型家電回収ボックスやサービスカウンターで処分が可能です。対象店舗に持ち込めば簡単に引き取ってもらえ、費用は目安として1,100円(税込)かかります。さらに、自宅から送れる宅配回収キットを利用する方法もあり、こちらは2,200円(税込)で手間なく処分できるため、持ち込みが難しい方に便利です。
持ち込みの可否や受付窓口は店舗ごとに異なるため、事前に「掃除機の処分は可能か」と問い合わせることをおすすめします。
ケーズデンキで掃除機を引き取ってもらうといくらですか?
ケーズデンキでも掃除機の回収サービスを行っています。料金は店舗や地域によって異なりますが、1,100円程度が一般的です。新しい掃除機を購入した際に古いものを引き取ってもらえるケースが多く、買い替え時には処分の手間が省けるのがメリットです。
まとめて不用品を処分したい場合は、不用品回収業者を利用する方法も検討するとよいでしょう。
まとめ
掃除機はヤマダ電機の店舗回収や宅配回収サービスで処分可能です。その他にも自治体の粗大ごみ収集、リサイクルショップ、譲渡、不用品回収業者など多様な選択肢があります。
無料で処分できる方法も多いので、費用や手間を比較しながら最適な方法を選びましょう。
正しく処分することで、環境への負担を減らしつつすっきり片付けができます。