MENU

蛍光灯はヤマダ電機で処分できる?持ち込む方法から費用まで解説

蛍光灯はヤマダ電機で処分できる?

古い蛍光灯を処分したいけど、ヤマダ電機で引き取ってもらえる? 家庭から出た使用済み蛍光灯は、水銀を含むため捨て方に注意が必要です。この記事では、ヤマダ電機における蛍光灯の回収対応を解説します。

また、ヤマダ電機で処分できない場合の代替手段として、他の主要な家電量販店・ホームセンターの蛍光灯回収状況や特徴も紹介します。

目次

ヤマダ電機で蛍光灯の処分はできる?

結論から言えば、ヤマダ電機では多くの店舗で使用済み蛍光灯の回収を受け付けています。自治体から「蛍光管回収協力店」に指定されている店舗もあり、店内に専用の回収ボックスが設置されていれば、使用済み蛍光管を無料で持ち込んで投入できます。

回収ボックスが見当たらない店舗でも、サービスカウンターに持参すれば引き取りに応じてもらえる場合が多いようです。基本的に新品購入の有無にかかわらず回収してもらえるサービスですが心配な方は、事前に店舗へ問い合わせましょう

ヤマダ電機で蛍光灯を持ち込んで処分する方法

ヤマダ電機で蛍光灯を処分する際は、以下の点を押さえておきましょう。

ヤマダ電機で蛍光灯を処分するには
  • 店頭への持ち込み方法: 回収ボックス設置店では、店内(入口付近やレジ横など)にある専用の蛍光灯回収ボックスに古い蛍光管をそのまま投入できます。ボックスが無い店舗では、店員さんに直接手渡しして引き取ってもらいます。いずれの場合も、事前に蛍光管が割れないよう購入時の箱に入れるか新聞紙などで包んで持参しましょう。
  • 事前連絡の推奨: 店舗や地域によって対応が異なる可能性があるため、持ち込む前にお近くのヤマダ電機に電話等で確認しておくと安心です。「どの入り口に回収箱があるか」「営業時間内ならいつでも持ち込めるか」などを確認できます。
  • 新品購入時の引き取り: ヤマダ電機では、新しく蛍光灯を購入する際に古い蛍光灯を引き取ってもらうことも可能です。ただし新品購入の有無に関わらず回収サービス自体は基本無料で利用できます。大型家電のリサイクルのように購入台数に応じた引取義務が定められているわけではありませんが、店舗によっては購入時引取りを推奨する場合もあります。念のため購入時に旧蛍光管を持参するとスムーズでしょう。

ヤマダ電機で処分できる蛍光灯はどれ?

ヤマダ電機の回収ボックスや店頭回収で受け付けている蛍光灯の種類と、受け付けできないものは次のとおりです。

ヤマダ電機で回収している蛍光灯
  • 回収可能な蛍光灯類: 家庭用の主要な蛍光管は概ね対象です。具体的には、直管型蛍光灯(細長い棒状の蛍光管)、環形(丸型)蛍光灯電球型蛍光灯(いわゆる電球形のコンパクト蛍光ランプ)、およびコンパクト形蛍光灯(ツイン蛍光管など)が回収対象となっています。これらは水銀を含むためリサイクル回収が推奨されます。
  • 回収できないもの: 割れている蛍光灯(破損品)は回収ボックスでは受け付け不可です。割れた蛍光管は水銀が飛散している可能性があるため、店頭では扱えません。また、LED電球白熱電球・豆電球(ナツメ球)・グロー球(点灯管)などは水銀を含まないため蛍光管回収の対象外です。これらは自治体のルールに従い、不燃ゴミ等で処分するか別途店頭の小型家電回収ボックスで処分します。蛍光灯器具本体(照明器具)も回収対象外なのでご注意ください(照明器具は粗大ゴミ扱いやリサイクルショップ利用など別途対応が必要です)。
  • 破損した蛍光灯の扱い: 割れた蛍光管はヤマダでは引き取ってもらえません。その場合は、お住まいの自治体の定める方法(多くは新聞紙などに包んで「ガラス類」と表示し不燃ごみへ出すなど)で処分します。絶対にそのまま回収ボックスへ入れたりせず、安全に密封してください。

ヤマダ電機で蛍光灯を処分するときの料金

ヤマダ電機での蛍光灯回収は基本的に無料で利用できます。専用ボックスへの投入やカウンター持ち込みに対し、リサイクル料金や処分手数料が発生することは通常ありません。これは蛍光管がエアコン・テレビ等のような「家電リサイクル法」対象品ではなく、市区町村の協力店制度に基づく自主的な無料回収サービスだからです。

ただし店舗によっては例外的に料金が発生する場合があるとの情報もあります。たとえば自治体の協力店に指定されていない店舗では、店側の判断で有料回収(数百円程度)となるケースもゼロではありません。そのため、「基本無料だが店舗により対応に差がある」点は認識しておきましょう。

なお、蛍光管そのものの処分は無料でも、照明器具本体の処分には費用がかかる点に注意してください(照明器具は無料回収サービスの範囲外であり、買い替え時の引取サービスや粗大ゴミ処分となります)。

ヤマダ電機で蛍光灯を回収している店舗例

ヤマダ電機など協力店の店頭に目印として自治体指定の「蛍光管回収協力店」という旗が立てられています。

ヤマダ電機は全国規模で店舗網がありますが、その中で自治体と連携して蛍光管回収を実施している店舗が多数あります。

蛍光灯を回収しているヤマダ電機の店舗
  • 北海道: ヤマダ電機テックランド札幌本店(札幌市中央区)では店内に蛍光管回収ボックスが設置されており、使用済み蛍光灯を無料回収しています。同市内ではヤマダ電機テックランド屯田店や札幌苗穂店、札幌月寒店など複数のヤマダ店舗が協力店リストに掲載されています。
  • 兵庫県: ヤマダ電機テックランド神戸和田岬店(神戸市兵庫区)は自治体と連携した回収ボックス設置店舗の一例です。神戸市では同店のほかにも家電量販店が協力店となっており、市民が蛍光管を持ち込めるようになっています。
  • 大阪府: ヤマダ電機 LABI LIFE SELECT 千里(豊中市)やYAMADA web.com豊中店では、市の協力店として店頭で蛍光管の無料回収を実施しています。店内の所定場所(例:千里店では3階レジ横、豊中店では1階入口付近)に回収ボックスが設置されています。
  • その他地域: 上記以外にも、ヤマダ電機 LABI名古屋(愛知県名古屋市)やヤマダ電機 LABI秋葉原(東京都千代田区)など、大都市圏の大型店舗を中心に多くの店舗で回収サービスが展開されています(※各自治体の公表資料や店頭表示より確認できます)。お住まいの地域でも、ヤマダ電機が自治体の「蛍光管無料回収協力店」として指定されている可能性があります。自治体の公式サイトや店頭掲示をチェックしてみてください。

自治体の例として札幌市では、「ご家庭で使用済みとなった蛍光管を、市内の電器店・スーパー・家電量販店などの回収協力店で無料回収し、蛍光管に含まれている水銀やガラスをリサイクルしています」と案内されています。この中にヤマダ電機各店も名を連ねており、市民は無料で持ち込める仕組みです。

ヤマダ電機以外で蛍光灯を回収してくれる家電量販店

万一お近くのヤマダ電機で蛍光灯回収を行っていない場合や、ヤマダ電機以外の店舗で処分したい場合もご安心ください。他の家電量販店やホームセンター、スーパーなどでも蛍光管のリサイクル回収サービスを提供しているところがあります。以下、主要なお店ごとの蛍光灯回収可否と特徴を紹介します。

ヤマダ電機以外で蛍光灯を回収してくれるお店
  • エディオン: 基本的にほとんど全店舗で蛍光灯の回収に対応しています。専用の回収ボックスを設置している店舗もありますが、設置がない場合でもサービスカウンターに持ち込めば無料で引き取りしてくれます。ただし店舗によって回収方法が異なることもあるため、事前に最寄りのエディオンに問い合わせて確認するのがおすすめです。
  • ケーズデンキ: 一部店舗で店内に蛍光灯回収ボックスを設置しており、使用済み蛍光管を無料投入できます。ボックスが見当たらない店舗でもサービスカウンターで引き取り対応している場合があります。なお店舗によっては「新品の蛍光灯購入時に限り旧蛍光灯を引き取り」という条件を設けているケースも報告されているため(特に自治体未指定店など)、事前確認が無難です。
  • ヨドバシカメラ: 基本的に全店で蛍光灯の回収サービスを実施しています。店舗により回収ボックスの有無は異なりますが、ヨドバシではボックスを置かず店員に直接手渡しする方式を採用している店舗もあります。そのためボックスがなくても持参すれば回収してもらえるので、ご安心ください(無料で回収)。心配な場合は念のため店頭のスタッフに声をかけましょう。
  • コジマ: コジマ(コジマ×ビックカメラ含む)でも蛍光灯の店頭回収サービスがあります。店舗によって回収ボックスを設置している所もありますが、設置の有無は各店で異なります。ボックスがない場合でもサービスカウンターで引き取ってもらえるので、店員に確認してください。料金はかからず無料です。
  • ビックカメラ: 全般的にビックカメラ各店では蛍光管の無料回収を行っています。多くの店舗では店内に専用の回収ボックスが常設されており、使用済み蛍光灯を持参して箱に入れるだけです(店舗によって設置場所は異なります)。稀にボックス未設置の店舗もありますが、その場合もサービスカウンター等で対応してもらえます。
  • ジョーシン(上新電機): ジョーシンでも蛍光灯の店頭回収に対応しています。店舗により蛍光灯回収ボックスを設置している所がありますが、設置がなくてもカウンターで引き取ってくれる店舗もあります。基本的に無料で回収してもらえるので、最寄りのジョーシンで聞いてみると良いでしょう。
  • コーナン: 大手ホームセンターのコーナンでも、多くの店舗で蛍光灯回収ボックスの設置と無料回収を実施しています。自治体と協力している店舗では店頭にボックスがあるので誰でも持ち込めます。一方で自治体指定の協力店でない店舗の場合、購入者向けのサービスとして「対象商品(蛍光管等)を購入すると同等品を1本無料引取する」制度があります。新品購入後のレシートと一緒に旧蛍光灯を持ち込めば処分してもらえる仕組みです。なお、コーナン店内の小型家電回収ボックスでは電池や小型家電のみ対象で蛍光管は回収対象外なので注意してください。
  • カインズ: カインズでは店頭に蛍光管・電球・乾電池回収ボックスが設置されており、買い物ついでに自由に投入できます。基本的に無料で回収してくれるので気軽に利用できます。またカインズ独自の「無料引き取りサービス」として、大型家電等を買い替える際に旧品を無料回収する制度もありますが、蛍光灯のような消耗品については購入に関係なく店内ボックスやサービスカウンターで回収可能です。処分したい蛍光管や使い終わった電球があれば、近くのカインズに持参するとよいでしょう。
  • DCMグループ: DCMホーマック・DCMカーマ・DCMダイキなどDCM系列のホームセンターでも、店舗ごとに回収品目が異なるため一概には言えませんが、一部店舗では蛍光灯の店頭回収を行っています。DCMの場合、自治体協力店として回収ボックスを設置している店舗もあれば、対応していない店舗もあります。そのため事前に各店舗に直接お問い合わせましょう。「○○店では蛍光管を回収していますか?」と電話で確認すれば教えてもらえます。
  • イオン: 大手スーパーのイオンでも蛍光管のリサイクル回収に取り組んでいる店舗があります。イオンの場合、店舗ごとに回収ボックスの設置場所や形態が異なり、店内サービスカウンター付近やエコステーションに専用箱が置かれていることが多いです。基本無料で回収してもらえますが、箱が見当たらない場合はサービスカウンターで係員に尋ねましょう。「店内に蛍光灯の回収箱はありますか?」と聞けば案内してもらえます。

以上のように、ヤマダ電機以外でも多くの店舗で蛍光灯リサイクル回収が可能です。お近くにこれらの店舗がある場合は、それぞれのサービスを活用して適切に処分しましょう。

蛍光灯を処分するときの注意点

蛍光灯を処分する際は、店頭回収サービスの利用以外にも自治体の指示に従った方法で適切に処分することが大切です。最後に、一般的な正しい捨て方と注意点をまとめます。

蛍光灯を処分するときの注意点
  • 自治体のルールを確認する: 蛍光灯は多くの自治体で不燃ごみや危険ごみとして収集されたり、または今回紹介したような拠点回収(回収ボックス設置協力店への持ち込み)が推奨されています。まずお住まいの自治体のホームページやごみ分別ガイド等で「蛍光灯の捨て方」を確認しましょう。長さ30cmを超える蛍光管は粗大ごみ扱いとなる自治体もあるため注意が必要です。
  • 絶対に普通のゴミに混ぜない: 蛍光灯(特に直管や環形蛍光灯)は燃えないゴミの日にそのまま出すことは禁止されている場合がほとんどです。水銀を含むため、他のごみに混ぜて廃棄すると環境汚染につながる恐れがあります。必ず分別ルールに従い、専用の回収ボックスや自治体指定の方法で処分してください。不適切な廃棄は法律違反にはならなくとも、結果的に土壌汚染や大気中への水銀放出といった重大なリスクがあります。
  • 割らずに丁寧に扱う: 蛍光管はガラス製で割れやすいため、交換・処分時にはできるだけ割らないよう注意しましょう。万一誤って割れてしまった場合、手袋を着用して破片を集め、新聞紙などにしっかり包んで密封します。その際、袋や包み紙の上から「ガラス」「割れ物注意」などと明記し、自治体の指示に沿って不燃ごみなどに出してください。決して素手で触れたり、掃除機で吸い取ったりしないようにしましょう(微量でも水銀を吸引する危険があります)。
  • 回収ボックスや拠点を活用する: お住まいの地域に蛍光管の回収拠点(協力店や役所・施設等)がある場合は、ぜひ活用しましょう。協力店の目印となる「蛍光管回収協力店」の旗やステッカーが店舗入口などに掲示されています。こうした拠点に持ち込めば、家庭から出た蛍光灯を無料で引き取って適切にリサイクル処理してもらえます。リサイクルに回すことで、蛍光灯に含まれる水銀やガラスだけでなくレアアース(金属資源)なども回収・再利用されます。資源の有効活用にもつながるので、できるだけ回収ボックス等に出すことを心がけましょう。
  • 産業廃棄物としての処理(事業者の場合): なお、事業所や工場で大量に使った蛍光灯(事業系ごみ)は自治体の家庭ごみ回収に出すことができません。大量の蛍光管を処分する場合や業務で使用したものは、産業廃棄物収集運搬業者やリサイクル業者に依頼する必要があります。一般家庭から出る分についてはここで述べた方法で適切に処分してください。

以上、蛍光灯の正しい処分方法と注意点を解説しました。蛍光灯は便利な照明器具ですが、中に有害な水銀が含まれているため、処分時には環境への配慮が欠かせません。決して燃えるゴミに出したり割ったまま放置したりせず、今回紹介した方法で安全に処分しましょう。適切にリサイクルに出すことで環境汚染を防ぎ、資源も有効活用できます。使い終わった蛍光灯の処分にお困りの方は、ぜひヤマダ電機などの回収サービスや自治体の回収拠点を活用してみてください。お部屋も気持ちもすっきり、安全・安心に片付けることができますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ヤマダ電機に関する最新情報をわかりやすくお伝えします。

コメント

コメントする

目次